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エージェントブログ

2021.11.13

知っている?【国土数値情報】利用目的により新たな地図が作成できる

不動産業は情報産業である。

 

とかく内見立ち合いなど対面取引活動がクローズアップされがちではあるが、実際には「情報を有するものが不動産を制す」と言われるほどに、情報を尊ぶ。

 

そのため常に多方面に対してアンテナを張り巡らせ、情報を入手して自身のビジネスに役立てていく必要がある。

 

そのような意味合いから、IT利用は不動産業者にとっても重要なスキルではあるが、他業界と比較して意識の低いのが不動産業界でもある。

 

実際にホームページなどでこの手の情報を、コラムやブログなどで発信しているのはオピニオンリーダー的な立ち位置の、ごく一部の方々に限られ「不動産業者のブログは面白くない」とのタイトルブログでも書いたように、大半のブログは無理やりに書かされているので「お天気ネタ」や「旅行ネタ」などで構成されている。

不動産のプロを自称するのであれば、せめてエビデンスも含め検証し、論理だてた情報提供をして欲しいものだ。

 

そのような観点から今回、令和3年8月6日からオープンにデータが公開された「国土数値情報」を紹介したい。

 

「国土数値情報」と聞いても、知らない人がほとんであろう。

 

下記のような情報である。

これらの情報は国や地方自治体が独自に測量したり、国勢調査などにより得た貴重なデータである。

 

これらのデータは、オープンデータ化と並行して進められてきたProject PLATEAUにより、国土交通省ウエブマッピングシステムにも反映されている。

 

国土交通省ウエブマッピングシステムとは、国土交通省から公開されているネット地図だ。

国土交通省ウエブマッピングシステムはこちらから

 

ネット地図ではGoogleマップが思い浮かぶが、国土交通省ウエブマッピングシステムは理論の異なるモデルで構成されている。

 

マップの3D化自体は目新しいものではないが、それらは景観を再現しているに留まり、壁などの属性は反映されておらず、一続きで表現されている。

 

つまりそれらの地図に新たなデータを重ねていくには、よほどの知識と技術がなければおこなえない。

 

これにたいし、Project PLATEAUでは国際標準化団体OGCが標準としているデータフォーマットを採用していることから、地図上のデータにパーツ属性を付加することを可能としている。

 

先ほどご紹介した国土数値情報の一部は、全国56都市における3D都市モデルとしてオープンデータ化されているが、反映されていない国土数値情報データをダウンロードして地図に反映させたり、レインズで販売されている物件価格をデータ化してオリジナル地図を作成するなどができてしまう。

 

もっとも、これらのデータを反映させるにはデータ統合など手間暇が必要とされるが、労力をかけるに値するオリジナル地図が作成できる。

 

不動産業者に限らず、一般の方が有するデータを統合させることも可能であるから、アイディア次第で様々な活用方法が検討出来る。

 

記事執筆担当_不動産エージェント 奥林洋樹