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エージェントブログ

2021.07.31

【表と裏】

タイトルを【表と裏】としているからと言って、何も自分が裏社会を歩いているという訳ではない。

 

強面の容姿と体の大きさが災いし、一見すると「裏社会」の人間であることは否定できないが、断じて違う(東京以北最大の歓楽街であるススキノはその筋の人間が多く、私が歩いているとすれ違い様に友好的な視線を投げかけてくるが、はっきりと言って迷惑である)

 

宅地建物取引士を始め、省エネルギー技術者や住宅ローンアドバイザー、裁判外調停員・太陽光発電システム施工技術者(国家資格が宅地建物取引士だけなのが残念だが……あ、講道館柔道段位認定5段を忘れていた)などの他にも、諸々の民間資格を保有しているが、犯罪歴があれば免許更新ができない。

 

で、あるから顔が怖い=裏社会の人間では断じてない!!

とはいえ、アウトロー的な人生を歩んできたことは否定できず、すでに時効を迎えている数々の面白い話は、現在執筆中の「ボクの不動産武者修行(仮)」で赤裸々に書いているので、そちらに譲る。

 

本題に戻そう。

 

表と裏の話である。

 

裏とはメダルラッシュで盛り上がるオリンピックにたいし、過去最高を更新するコロナ罹患者の数である。

 

 

政府は「新型コロナ特別措置法」に基づく緊急事態宣言発令対象を7月30日に6都道府県に拡大したが、もはや度重なる宣言発令にたいして国民は冷ややかな目で見ている。

 

「宣言疲れ」と揶揄されるのも致し方がないだろう。

 

 

場当たり的ともいえる限定的な私権制限で、かろうじて減少傾向が見られたコロナ罹患者数であるが、オリンピックによる流動がどのような結果になるかは分かっていただろうに。

 

頼みの綱はワクチンであるが、手元に予約券が届いても供給不足から予約が取れない状態が続いている。

 

もっとも高齢者や既往症の方々に、優先的に摂取していただくのは当然であるし、特に私のような殺しても死なないタイプの人間は一番最後の接種で良いと考えているので、当面は対策を万全にして自己防衛に励もうと考えているが、それにしても……

 

お粗末である。

 

旅行業界や飲食業界は特に打撃が多い業種の筆頭格ではあるが、8時以降にススキノを散策すれば、酒を提供している店が増加している。

 

それはそうだろう。

 

遊んでいては生活ができない。

 

命令違反を肯定するつもりはないが、疲弊しながらも協力を続けてきた飲食業も、度重なる緊急事態宣言に付き合っていては“胴”が持たぬ。

 

批判的な精神でそれらの店を糾弾するなら、自身が行かなければ済む話だ。

 

自由であることと引き換えに、リスクを背負っている個人事業主は自らの判断で店を開けているのだろう。

 

記事執筆担当_不動産エージェント 奥林洋樹