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エージェントブログ

2022.03.22

【休みについて】

コンサル依頼や執筆スケジュールなど、事前に予定を組む打ち合わせなどにおいて質問されるのがブログタイトルとした「お休みはいつ?」という質問であるが、フリーランスである現在において特段、休みを意識したことがない。

 

毎日が「休み」でもあるし「仕事」でもある。

 

不動産仲介業者の多くは水曜日が定休日であり、これは問い合わせや内見依頼が一般的な勤め人の定休である土・日に集中することから都合よく、一説で水曜は「水に流れるから縁起が悪い」なんて都市伝説的な理由も囁かれてはいるが、必然性から考えれば理由は前者であろう。

不動産歴31年の私であるから。勤務していたサラリーマン時代は花金(死後か?)ならぬ「花・火」であり、休みの前には仲間と飲み屋に繰り出しては馬鹿騒ぎをして、翌日は二日酔いに痛む頭を抱えながら「気持ち悪~い」などと無駄な休日を過ごしていたものだ。

 

フリーランスになった現在は飲みに出る回数こそ減ってはいるが、飲めばすぐ昔を取り戻し大騒ぎをして後悔する。

 

もっとも年相応におとなしくはなっている。

 

かような話をすると「現在でソレなら、昔は一体………」などと指摘されるが「そんな人でした」と開き直るしかあるまい。

余談はさておき「休み」についてだが、駄文製造業ではあるのに小器用に文章を書けるのでオファーが多く、かなりの数をお断りしているのにも関わらず常に締切に追われている。

 

つまり顔の割に義理堅い性格であるから、休みたくても休めない。

 

起床後の4時間がもっとも頭の働きが良いゴールデンタイムであるから、執筆業務はその時間内に終わらせる。

 

であるから私の場合はAM4:00~8:00が執筆時間である。

 

午前中に一通りの業務を終え、午後に空きがあれば本屋巡りや日課としている「読書」に勤しむが、娯楽小説であっても言い回しや、表現、気づきがあれば本に書き込むと同時にマメマメ手帳に認めるので、完全な娯楽読みという感じでもない。

 

創作を伴う執筆は午前中であるが、客観的事実を纏め上げる「論文」形式の物は午後のほうが良い。

 

であるからプロットや校正、調査業務は午後に割り当てる。

 

電話はあまり好きではないが、問い合わせの電話がいきなり入ることも多く結局のところ常に臨戦態勢の必要がある。

 

であるが時に足を止め「内省」することを心がけている。

 

「曾子曰く、吾(われ)、日に三たび吾が身を省みる。人の為に謀りて忠ならざるか、朋友と交わりて信ならざるか、習わざるを伝うるか」

 

20代に漫画雑誌からお勉強の本に持ち替えた砌から常に手元に置く「論語」の一節であるが、「習わざるを伝うるか」つまり自分がきちんと理解できていないことを、受け売りで人に教えはしなかっただろうかについては常に自省する。

 

人間の幸福に「仕事」が関わっているのは間違いのない事実であるが、自分の価値観を犠牲にし自己内省の時間を持たず、現役時代には猛烈に働いていた世代が定年で仕事を失うと自分の存在意義、つまり価値観を見失い虚脱状態に陥るのはよく言われることである。

本来、幸福とは理性を豊かにして価値観・信条に即した生活をおくることであるが、自己内省が欠けていると己の信条が企業におけるビジョンと混同されてしまう。

 

ある種、思い込みであったことに気がつくのかも知れない。つまりは「企業の常識・非常識」の理屈だ。

 

そのような意味合いでは会社行事や社内の飲み会などに、可能であれば参加せず自分の価値観を追求する「困った若者」のほうが、自己を理解しているのかも知れぬ。

 

であるが社長や役員、またはその候補に「覚えめでたい」方が社内における出世が見込まれるのであるから、それも程度問題であろう。

 

別段、転職を勧める訳ではないが、若いうちは柔軟性もあり吸収力も高い。そのような時期に様々な経験をしておくのは後の財産になるから「若いうちの苦労は買ってでもしろ」という格言は的を得ているのだろう。

 

ただし晩年は、本当に自分のやりたいことを行い、それで収入が得られるのがもっと良い。

 

収入も変動し、不安定ではあってもフリーランスという働き方は快適である。

 

記事執筆担当_不動産エージェント 奥林洋樹