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エージェントブログ

2021.11.22

【仁義に厚く】

さてタイトルの「仁」「義」

 

合わせて「仁義」

 

私のような風貌の人間がこのような言葉を書くと「やっぱりアイツは……」などと言われてしまうが、この「仁」「義」との言葉、反社組織の御用達用語では無論、ない。

語源は儒教における「五常」である。

 

すなわち人が常に守るべき五つの道徳である『仁義礼智信』のうち、孔子がもっとも大切であると説いた

 

利己心を抑え、人を思いやる広義の意味での愛である「仁」

 

そして、筋道を通して正しく事をおこなう「義」である。

 

以降、人間関係を円滑にするための社会秩序である「礼」

 

道理をわきまえ正しい判断を下す能力として必要な「智」

 

人の信用を得る「信」へと続く。

 

いずれも人が正しく生きていくには必要な道徳であるが、これらを間違いなく出来ているという自信は、私にはない。

 

というよりも、孔子が論語の中で

 

「子曰わく、已矣乎(やんぬるかな)。吾(われ)未(いま)だ能(よ)く其の過(あやま)ちを見て内(うち)に自ら訟(せ)むる者を見ざるなり」

 

と、「己の過ちを素直に認めて心から反省する人に出会ったことがない」と嘆いているのだから、未だ発展途上の私など望むべくもないかも知れぬ。

余談だが、儒教では道徳としての「五常」のほか、人としての大切な徳目を表した温・良・恭・倹・譲「五徳(コンロについているアレではない。字は同じだが……)」がある。

 

中国からその考えが入ってきた当時は、人が生きるに大切な教えとして「儒教」が尊ばれたが、昨今はアメリカ的なプラグマティズムである「実用・行為主義」がすっかりと根付いてしまっている。

 

非対面であるから良心的な呵責が薄れているのか、SNSによる個人攻撃により自殺者が増加している傾向は、人を思いやらぬ「義」や「礼」そして「智」の欠如によるものだろうし、パワハラ・セクハラ・親ガチャなんて言葉がそこかしこから聞こえてくるのも、同様であろう。

 

不動産は大半の顧客が一生に一度「思い切って購入する大切な財産」だ。

 

無論、不動産購入には不動産関連法や融資・登記に保険など様々な知識が必要とされるが、それら知識格差を解消し、満足いただける不動産を購入できる手伝いをするのが、われわれ不動産業者である。

 

今一度、背筋を正し己を修養させたいものだ。

 

記事執筆担当_不動産エージェント 奥林洋樹